このヴィンテージジュピターフィニッシュという表面仕上げは日中太陽の自然光下と夜間部屋の照明下ではまったく表情が変わる。部屋の照明下では蒼くならず、黒っぽくなったり銀色っぽくなったりと映る。昼間の自然光下では強烈に蒼っぽく見えるのだが不思議だ。写真は昼の自然光での撮影なのでかなり蒼く写ってしまっているが、タナカワークス社が本来再現したかったのは経年変化でブルーが剥げ落ちてしまっている使いこんだ本鉄のような輝きだろう。このヴィンテージジュピターフィニッシュは屋内照明の下ではそれに近い表情を醸し出す。しかし今回は諸事情で自然光での蒼を表現せざる得なかった。 |