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| ■ AMG開発エンジンV型8気筒4000CCツインターボ | 日記 |
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G550のエンジンはAMGラインで作られております。
C、E、SクラスAMG63SやSL63S、AMG‐GTに積まれている、
AMG開発エンジンV型8気筒4000CCツインターボと同型です。
ただしAMGラインでは造られておりますが、
一人のマイスターが一つのエンジンを組み上げている「ワンマンワンエンジン」ではないので「AMG」のバッチは付きません。
でもワンマンワンエンジンではないにしろ、
砂型鋳造されたクローズドデッキのアルミクランクケース、
鍛造アルミピストン、
シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングするNANOSLIDE摩擦低減加工を施すなど、
軽量かつ高強度でフリクションロスの少ないエンジンに仕立てられているのは他のAMGモデルと同じです。
スペックは422馬力、トルクは610ニュートンを発生します。
このマンモスのような重量級の車体を600ニュートン以上のトルクで引っ張っていく加速感は強烈です。
フル加速したときにはまるで巨体旅客機が離陸する時のような重いGを感じます。
そしてV8エンジンの変な癖というかザラツキ感をほとんど感じません。
とてもスムーズに回っていきます。
なぜこの荒地専用の四輪駆動車に、
スポーツカーに載せるようなAMG製V8ツインターボのエンジンを積んだのかは不思議に思いますが、
まあ走らせると楽しいことは間違いないです。
たぶんサハラ砂漠のような過酷な環境で予備ガソリンをルーフに積んで砂地を永遠とカッ飛んで行く。
Gクラスにこのエンジンはそんなシチュエーションを走らせる為に造られたモデルではないのかと勝手に想像しております。
AMG製4リッターV型8気筒ツインターボ。このエンジンは、フェラーリ12気筒、ポルシェ水平対向6気筒、BMW直列6気筒、それらと並ぶとてもバランスの良いエンジンだと思います。
V8でこれほど良いと思えるエンジンに私は過去出会ったことがありません。
このエンジンを味わうだけでもメルセデスベンツに乗る価値はあると思います。
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偽レーサーT |
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